15年計画で育てる“AI世代”|小中高+教育委員向け実践プラン

――「AI禁止」やなくて、「AIと育つ」道を考えよか。


AI世代をどう育てるか? それが今の教育現場に問われているテーマです。今の小学生が社会に出る頃、たぶんAIは空気みたいに生活に溶け込んでる。

書類づくり、翻訳、スケジュール管理、もしかしたら“仕事の相棒”みたいな存在になってるかもしれへん。(うちの副社長KITTみたいに、な)

せやのに今の教育は?「AI使うな」「ズルするな」って禁止ばっかり。それでええんか?


🔧ステップ別:AIリテラシー教育プラン


🟢 小学校

🌱AI世代の入り口「AIってなんなん?」を体験する時期

  • 好奇心ファースト!
     → AIで絵を描いたり、質問してみたり。
     → 「なんでこんな答えが返ってくるんやろ?」って考える入口に。
  • 先生の言い方も変えてみよ!
     → ✖「使ったらアカン」
     → 〇「これはAIの考え?それとも自分の気持ち?」
  • ねらい:
     AIと出会って、“どう使うか考える力”のタネをまく。

🟡 中学校

🔧「AIのしくみ」+「責任ある使い方」を学ぶ時期

  • 仕組みを知ることで怖がらなくなる
     → プロンプト次第で出力が変わる実験とかやってみる。
     → 「誰が作ったAIか」も考える機会に。
  • “ウソもつく”AIの扱い方を学ぶ
     → そのまま信じるんやなくて、「ほんまか?」って目を育てる。
  • ねらい:
     AIは便利。でも“責任感”と“距離感”を持たせる。

🔴 高校

💬「AIと一緒に考える」実践ステージへ

  • AIを“意見の相手”として使ってみる
     → 「自分はこう思うけど、AIはどう返す?」って対話形式に。
     → 反対意見も出させて、比較・考察する練習。
  • レポートにAI使ってもOK。ただし条件付きで!
     → 「どこをAIが書いたか」「なぜ使ったか」なども報告させる。
  • ねらい:
     AIとの“共創スキル”を育てるフェーズや。

🧰 教育委員会向け:導入支援のヒント(研修パック案)

  • 教員向け研修プラン
     → テーマは「AI時代の問いの立て方」
     → ChatGPTでの感想文例、プロンプトの工夫、評価ポイントなど
  • 実験校モデルを設ける
     → 最初は1校限定で試行、成果を共有
     → 保護者説明資料・成果報告書で透明性確保

🟣15年後の“AI世代”は、こうなる

AIと一緒に考えて、
AIの意見も参考にしつつ、
**「それでも自分はこう思う」**って言える子どもたち。

それって結局、
“人としての軸”を育てる教育にほかならへん。


📌まとめ
AIを“禁止”するよりも、
**「AIを使いながら、自分で考える」**ための教育が必要や。

ほんまの教育って、そういうもんやろ?